iOS「ヘルスケア」アプリで薬やサプリメントの服用を管理しよう
OSCA (Kazufumi Hamano) 更新
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2022年秋に公開されたiOS16から「ヘルスケア」アプリで薬の服用管理ができるようになりました。 定期的に薬やサプリメントを服用する方にとっては、とても重宝する機能ですね。 本稿では「ヘルスケア」アプリでの服用管理について解説します。
概要
iOS16で追加された「ヘルスケア」アプリの服用管理機能には、次のような機能・特徴があります。
ヘルスケア 服用の主な機能・特徴
- 定期的な服用のリマインダー
- 服用の記録
それぞれの機能について詳しく解説していきます。
※本稿の最後に触れますが、Appleの発表では「服用する薬の相性診断と警告」の機能にも言及がありましたが、2022年11月現在、その機能は見当たりません。 今後の未来の機能なのかも知れません。
1. 定期的な服用のリマインダー
これまで服用のリマインド・記録を別のアプリで管理してきた方もいることでしょう。 筆者はiOSの「リマインダー」アプリを利用してサプリメントの服用を管理していました。 しかし、健康を管理のためのヘルスケアアプリが服用に対応したことで、それも不要になりました。 これからはヘルスケアアプリに服用のスケジュールを入力しておけば、下図のようにiPhoneやApple Watchで知らせてくれます。
“服用”のメニューは、ヘルスケアアプリ内の「ブラウズ」の中に新たに追加されました。
ヘルスケアアプリでの薬やサプリメントを追加は、次のような画面から行えます。
自分自身で薬の名前や種類・形状・服用頻度を入力するだけです。
薬の相性による警告機能はこれから?
2022年夏に開催されたAppleイベント「WWDC 2022」での発表では、薬をカメラでかざすことで薬を判別して追加してくれるような説明がありました。 また市販の薬を検索して選択できる機能の説明がありましたが、現時点でその機能は見当たりません。上記の「薬の相性が悪い場合の警告」は、ちゃんとした薬のデータが無いとできないでしょうから、上記のように自分で薬の情報を手入力していては出来ないはずです。
おわりに
新しく追加された薬の服用機能を使えば、iPhoneからこれまで利用してきたアプリを1つ無くすことができるかも知れません。 ぜひ、ご自身のライフスタイルに合うかを確認してみてください。