スマート体重計Withings Body+製品レビュー(利用4年目突入)
OSCA (Kazufumi Hamano) 更新
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筆者はスマートウォッチ「Apple Watch」が日々の生活に欠かせないアイテムの1つになっていて、Apple Watch を身につけていることのメリットの1つとして「消費カロリーに対する意識が向上した」があります。 iOS「ヘルスケア」アプリに Apple Watch から様々な身体データが自動的に記録されることによって、私自身の健康意識が高まりました。
スマートウォッチは”結果”を記録してくれない
Apple Watchを身につけていることで、次のような身体データが自動的にiOSの「ヘルスケア」アプリに記録されます。
- 消費エネルギー (kcal)
- 歩数
- 心拍数
- エクササイズ時間
Apple Watch をつけて運動をして「消費カロリー」が目標に達すると「今日も頑張ったなぁ!」と達成感を味わうことができて満足していたのですが、ある時大切なことに気づきました。 それは「運動したことによる結果」が記録されていないことです。 ここでいう「結果」とは「体重」「体脂肪率」です。 これでは「運動の結果、体が改善されたのか?」が記録から分かりませんでした。
Withings Body
Apple Watch では記録されない「体重」「体脂肪率」などの身体データを補うべく、iOS「ヘルスケア」に対応したWi-Fi接続可能な体重計を探したところ、今回紹介する「Withings Body+」を見つけたので、購入したのでした。
結論から言ってしまうと、この Withings Body+ を購入したことにより、ヘルスケアアプリに体重・体脂肪率を自動的に記録することに成功し、毎日体重計に乗るのが楽しくなりました!
革新的な使い心地なのか?
iOS「ヘルスケア」アプリには、自動的に記録されないデータは手動でも登録することができます。 ですので「毎日体重計に乗った結果を手で入力すれば良いではないか?」と思うかも知れません。 全くもってその通りではあります、筆者自身も「Withings Body+」を入手するまではそうしていました。 それでも「Withings Body+」を購入して良かったと思っています。
もし Bluetooth イヤフォンをお使いなら、次の例えが分かりやすいかも知れません。 以前は皆さん、ステレオジャックにコードを挿すイヤフォンを使っていたと思いますが、Bluetoothイヤフォンが登場してからは、携帯電話などにコードを挿してオーディオを聴くことがなくなったかと思います。 そこで気づくのは配線からの開放感です。 たった一本のコードが無くなっただけで、もう Bluetooth イヤフォンから戻れないと思いませんか? さらに Apple の AirPods のように完全コードレスに慣れると、首周りのコードですら邪魔に思えるものです。
上の例えが分かりやすかったかは不明ですが、要は「ほんのわずかな手間が無くなった」ことだけで、今までも気軽に体重計に乗るようになったのは事実です。 ちょっとした手間が無くなったことが、とても革新的に思えました。
Withings Body で記録できるデータ
筆者が購入した「Withings Body+」により、次のデータが自動的に記録できるようになりました。
- 体重 (kg)
- ボディマス指数 (BMI)
- 体脂肪率 (%)
あまりに気軽に記録できるものですから、朝・夕・晩と、1日に何度も乗るようになりました。 そこで気づいたのは、人間はたった1日の中でも目まぐるしく体重が変化していることです。 とても興味深い発見でした。
総評
総評としては、この Withings Body+ にとても満足しています。 スマートホームでのヘルスケアに興味がある方には、とてもお勧めできます。